【2026年】オイルヒーターの電気代は1時間・1ヶ月いくら?高いと言われる理由と抑え方を計算


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「オイルヒーターは電気代が高いと聞くけど、実際1時間・1ヶ月でいくらかかるの?」そう検索した方も多いはずです。「エアコンやこたつと比べてどれくらい差があるの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。本記事では、オイルヒーターの電気代を1時間・1日(8時間)・1ヶ月の3つの時間軸で試算します。そのうえで、こたつ・電気毛布・ホットカーペットなど他の暖房器具とも比較します。電気代を抑えやすい低消費電力モデルも紹介します。

結論から数字で見ていきましょう。


結論|オイルヒーターの電気代は1時間約16〜37円、他の暖房器具より高くなりやすい

時間がない方のために、まず結論からお伝えします。

  • 結論① 本記事で紹介する2機種は、いずれも消費電力を弱500W・中700W・強1200Wの3段階で切り替えられます。電力量料金単価31円/キロワット時で計算すると、1時間あたり弱約15.5円・中約21.7円・強約37.2円が目安です。
  • 結論② こたつ(500W)や電気毛布(40〜60W)と比べると、オイルヒーターは電気代がかかりやすい傾向があります。弱運転でもこたつと同程度、強運転になるとそれ以上の電気代になりやすいです。部屋全体をじんわり暖める仕組み上、消費電力が大きくなりやすいためです。
  • 結論③ それでも選ばれる理由があります。「温風を出さない・音が静か・燃焼しないため換気の心配が少ない」という、電気代以外の強みです。電気代を抑えたいなら、3段階切替・タイマー機能付きのモデルを選びましょう。弱〜中設定を中心に使うのが現実的な対策です。

まずはそれぞれの数字が気になる方のために、本記事で紹介する2機種の商品ページを先にお伝えします。

山善(YAMAZEN)/mill

山善(mill) オイルヒーター YAB-H1200TIM(W)(3段階切替・入切タイマー・おやすみタイマー)

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デロンギ(De'Longhi)

デロンギ オイルヒーター ヴェルティカルド RHJ21F0812(3段階切替・24時間タイマー・8〜10畳)

デロンギ オイルヒーター ヴェルティカルド RHJ21F0812(3段階切替・24時間タイマー・8〜10畳)

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それぞれの数字の根拠と、2機種の詳しい特徴は記事後半で解説します。まずは「オイルヒーターの電気代はどう決まるのか」という計算の仕組みから押さえていきましょう。


オイルヒーターの電気代はどう決まる?計算の仕組み

消費電力(W)×使用時間×電力量料金単価が基本式

電気代は、どの家電でも基本的に次の式で決まります。

電気代(円) = 消費電力(W) ÷ 1,000 × 使用時間(h) × 電力量料金単価(円/キロワット時)

オイルヒーターは「弱」「中」「強」などの出力設定によって消費電力が変わるため、同じ機種でも設定次第で電気代が変わります。

電力量料金単価の目安(31円/キロワット時)

本記事では、電力量料金単価を1キロワット時あたり31円として試算します(以下、全ての試算で共通)。これは家電のカタログなどで使われる電力料金の目安単価(全国家庭電気製品公正取引協議会・2022年7月改定・税込)です。実際の単価は、契約している電力会社・料金プラン・地域・季節(燃料費調整額・再エネ賦課金の変動)によって異なります。ご自身の正確な電気代を知りたい場合は、検針票または電力会社のアプリで契約中の単価をご確認ください。

本記事で紹介する2機種の消費電力

本記事の後半で紹介する2機種は、いずれも出力を3段階で切り替えられます。各メーカー公式・販売ページに記載の値です。

機種対応畳数弱中強
山善(mill) YAB-H1200TIM(W)木造〜6畳/コンクリート〜8畳500W700W1200W
デロンギ RHJ21F08128〜10畳500W700W1200W

2機種とも最大出力は同じ1200Wですが、対応畳数に差があります。デロンギの方がやや広い部屋向けの設計です。

注意: 数値は2026年10月16日時点のメーカー公式・販売ページの記載です。機種の仕様は予告なく変わることがあります。実際の電気代は契約プラン・室温・使い方により異なります。


【実額比較】1時間・1日(8時間)・1ヶ月でいくら?(出力段階ごと)

ここから、先ほどの計算式を使って試算します。単価はすべて31円/キロワット時です。2機種とも弱・中・強の消費電力が共通(500W/700W/1200W)のため、以下はどちらの機種にも当てはまる数字です。

出力段階消費電力1時間1日(8時間)1ヶ月(毎日8時間×30日)
弱500W約15.5円約124円約3,720円
中700W約21.7円約174円約5,208円
強1200W約37.2円約298円約8,928円

計算の内訳は次の通りです。

出力1時間の内訳1日(8時間)の内訳1ヶ月(240時間)の内訳
弱(500W)0.5×31=15.5円15.5×8=124円0.5×240時間=120キロワット時×31=3,720円
中(700W)0.7×31=21.7円21.7×8=173.6円≒174円0.7×240時間=168キロワット時×31=5,208円
強(1200W)1.2×31=37.2円37.2×8=297.6円≒298円1.2×240時間=288キロワット時×31=8,928円

毎日8時間使い続けると、弱設定でも1ヶ月約3,720円です。強設定だと約8,928円という試算結果です。もちろんサーモスタット(設定温度に達すると自動的に出力を弱める機能)が働けば、実際の電気代はこれより下がることが多いとされています。それでは、他の暖房器具と比べるとどうなのか、次の章で確認していきましょう。


なぜ「オイルヒーターは電気代が高い」と言われるのか

部屋全体をじんわり暖める仕組み上、消費電力が大きくなりやすい

オイルヒーターは本体内部のオイルを電熱で温め、その熱をパネル全体から放射・対流させて部屋全体をじんわり暖める仕組みです。体に直接熱を当てる電気毛布や、狭い範囲を暖める電気カーペットと比べてみましょう。部屋全体を暖めるために必要な消費電力そのものが、大きくなりやすい傾向があります。

他の暖房器具との消費電力差

同じ31円/キロワット時で計算した、1時間あたりの電気代(上限の目安)を比較します。電気毛布・こたつ・ホットカーペットの数値は、当サイトの電気毛布記事で紹介した機種の仕様表の値です。

暖房器具(例にした機種・設定)消費電力1時間の電気代(上限の目安)
電気毛布(コイズミ KDK-60268T・強)60W約1.9円(0.06×31)
こたつ(コイズミ KTR-31265)500W約15.5円(0.5×31)
ホットカーペット(コイズミ KDC-30267D・3畳相当)610W約18.9円(0.61×31)
オイルヒーター(弱)500W約15.5円(0.5×31)
オイルヒーター(中)700W約21.7円(0.7×31)
オイルヒーター(強)1200W約37.2円(1.2×31)

オイルヒーターは弱設定でもこたつと同程度、中・強設定になるとホットカーペットより高くなります。電気毛布と比べると、強設定で約20倍の消費電力です。なお、エアコンは室温や外気温によって運転中の消費電力が大きく変わります。そのため単純な数値比較は難しく、この表には入れていません。一般的には運転開始直後(室温を一気に上げる場面)に消費電力が跳ね上がりやすいとされています。

電気毛布との比較をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

【2026年】電気毛布の電気代は1時間・1晩でいくら?こたつ・エアコンとの比較とおすすめモデル


それでもオイルヒーターが選ばれる理由(電気代以外の強み)

温風を出さず空気を乾燥させにくい・ほこりを舞い上げにくい

オイルヒーターは温風を吹き出さず、パネル表面からの放射・自然対流で部屋を暖めます。そのため、エアコンやセラミックファンヒーターのように室内の空気を強制的にかき回すことが少ないとされています。ほこりを舞い上げにくく、空気が乾燥しにくいという傾向もあります。花粉・ハウスダストが気になる方や、乾燥対策を重視したい方に支持される理由の一つです。

燃焼しないため換気の心配が少ない

オイルヒーターは電気でオイルを温める仕組みで、ガスや灯油を燃焼させません。そのため、灯油ストーブ・ガスストーブのように定期的な換気を必須とする暖房器具と比べると、閉め切った部屋でも使いやすい特徴があります。ただし、長時間同じ部屋にいる場合は、オイルヒーターの有無にかかわらず適度な換気を心がけるとより快適に過ごせます。

静音性が高い

温風を吹き出すファンを持たないため、エアコンや多くのファンヒーターと比べて運転音が静かな傾向があります。就寝時や在宅ワーク中など、音を気にしたい場面で選ばれやすいポイントです。


電気代を抑えるオイルヒーターの選び方:3つの判断軸

①消費電力(W数)と段階調整の細かさ

同じ最大出力でも、弱・中・強と段階を細かく切り替えられる機種なら、必要な暖かさに合わせて消費電力を抑えやすくなります。本記事で紹介する2機種はいずれも3段階切替に対応しています。

②タイマー・温度自動調整機能の有無

一定時間で自動的に切れるタイマー機能があれば、つけっぱなしによる無駄な通電を抑えやすくなります。設定温度に達すると出力を自動で下げる温度調整機能も同様に効果的です。消し忘れ防止にも役立ちます。

③部屋の広さに対して出力が過大/過小でないか

対応畳数より狭い部屋で使うと、必要以上の出力で部屋が暑くなりすぎたり、無駄な電気代につながったりすることがあります。逆に対応畳数より広い部屋で使うと、十分に暖まらず強設定で運転し続ける時間が長くなります。結果的に、電気代もかさみやすくなる点に注意してください。部屋の広さに合った機種を選ぶことが、電気代を抑える基本です。


【電気代重視・本命】低消費電力のオイルヒーター おすすめ2選

ここから、3段階切替・タイマー機能を備えた2機種を紹介します。仕様は2026年10月16日時点のメーカー公式・販売ページの記載です。価格・在庫は購入時に各販売ページでご確認ください。

1. 山善(mill) オイルヒーター YAB-H1200TIM(W)(6〜8畳・おやすみタイマー搭載)

山善は生活家電を幅広く手がける国内メーカーで、「mill」は同社が展開する暖房機器のブランドです。YAB-H1200TIM(W)は木造住宅で約6畳、コンクリート住宅で約8畳までを対応畳数とする中型モデルです。

  • 対応畳数: 木造〜6畳/コンクリート〜8畳
  • 消費電力: 弱500W/中700W/強1200W(3段階切替)
  • サイズ: 幅26.5cm×奥行35.5cm×高さ66cm
  • 重量: 約10.3kg
  • 温度調節: 5〜35℃を1℃単位で調整可能
  • タイマー: 入/切タイマー(1〜24時間・1時間単位)
  • おやすみタイマー: 2時間運転→4時間停止→2時間運転を自動で繰り返す
  • そのほか: キャスター付き、転倒時自動オフ機能、LEDディスプレイ表示
  • 編集部の見立て: 寝室や一人暮らしのリビングなど、6〜8畳クラスの部屋で使いたい方向け。おやすみタイマーがあるため、就寝時のつけっぱなしによる電気代が気になる方にも選びやすい機種です。

山善(YAMAZEN)/mill

山善(mill) オイルヒーター YAB-H1200TIM(W)(3段階切替・入切タイマー・おやすみタイマー・6〜8畳)

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2. デロンギ オイルヒーター ヴェルティカルド RHJ21F0812(8〜10畳・やや広い部屋向け)

デロンギはオイルヒーターの代表的なブランドとして知られる海外メーカーです。RHJ21F0812は8〜10畳までを対応畳数とする、2機種のうちやや広い部屋向けのモデルです。

  • 対応畳数: 8〜10畳
  • 消費電力: 弱500W/中700W/強1200W(3段階切替)
  • サイズ: 幅26cm×奥行43cm×高さ65cm
  • 重量: 約13kg
  • タイマー: 24時間入/切タイマー(30分単位で設定可能)
  • そのほか: キャスター付き、転倒時自動オフ機能
  • 編集部の見立て: リビングなど8〜10畳クラスの部屋で使いたい方向けです。最大出力は山善(mill)モデルと同じ1200Wですが、対応畳数が広い機種です。そのため、同じ広さの部屋でより効率よく暖めやすい設計といえます。

デロンギ(De'Longhi)

デロンギ オイルヒーター ヴェルティカルド RHJ21F0812(3段階切替・24時間タイマー・8〜10畳)

デロンギ オイルヒーター ヴェルティカルド RHJ21F0812(3段階切替・24時間タイマー・8〜10畳)

📷 画像出典:楽天市場(激安学生リサイクルショップ)

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よくある質問(FAQ)

Q. オイルヒーターは本当に電気代が高い?

本記事で紹介する2機種で試算すると、1時間あたり弱約15.5円・中約21.7円・強約37.2円が目安です(単価31円/キロワット時)。こたつや電気毛布と比べると、中〜強設定では電気代がかさみやすい傾向があります。ただし機種・設定・使用時間によって変わります。あくまで目安としてお考えください。

Q. 弱・中・強設定で電気代はどのくらい変わる?

本記事で紹介する2機種の場合、弱(500W)から強(1200W)まで出力が2.4倍になります。そのため、電気代も単純計算で約2.4倍になります(1時間あたり約15.5円→約37.2円)。室温が十分に上がったら弱や中に切り替える使い方で、電気代を抑えやすくなります。

Q. つけっぱなしでも電気代は大丈夫?

1ヶ月毎日8時間使い続けた場合の試算では、弱設定で約3,720円、強設定で約8,928円です。つけっぱなし運用を前提にするなら、温度自動調整機能やタイマー機能付きのモデルを選びましょう。無駄な通電を抑えやすくなります。

Q. エアコンと比べてどちらが安い?

エアコンは室温や外気温によって運転中の消費電力が大きく変わるため、単純な数値比較は難しいとされています。一般的には、部屋を一気に暖める立ち上がり時に消費電力が大きくなりやすい傾向があります。設定温度に達した後は、消費電力が安定しやすくなります。一方オイルヒーターは、部屋全体がじんわり暖まるまで時間がかかる分、運転時間が長くなりやすい点も電気代に影響します。「短時間で一気に暖めたい」ならエアコン、「時間をかけてじんわり・空気を乾燥させずに暖めたい」ならオイルヒーター、という使い分けが現実的です。

Q. 対応畳数より狭い部屋で使っても問題ない?

対応畳数より狭い部屋で使う場合は、弱や中設定でも十分に暖まることが多く、電気代を抑えやすい使い方になります。逆に対応畳数より広い部屋で使うと、強設定で運転し続ける時間が長くなり、電気代がかさみやすくなる点に注意してください。


まとめ:電気代を理解した上で賢く使うためのチェックリスト

  • 弱・中・強の消費電力と、自分の使い方での電気代の目安を把握したか
  • 部屋の広さに合った対応畳数の機種を選んだか
  • タイマー・温度自動調整機能の有無を確認したか
  • 電気代以外の強み(静音性・空気を乾燥させにくい・換気の心配が少ない)が自分の使い方に合っているか

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