イメージ 電動シャッターの後付け費用はいくら?窓用・ガレージ用タイプ別の目安と、見積もりの頼み先が分かれる条件【建築設計者が解説】
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この記事は、建築設計の実務に携わる運営者が、電動シャッターの後付け費用を公開情報と工事の仕組みから整理したものです。
※イメージ 結論:電動シャッターの後付け費用は、設置場所とタイプで8万円台から60万円まで分かれる
電動シャッターの後付けにかかる費用は、リフォーム情報メディア・リフォトルなどの目安で次のとおりです。確認日は2026年10月26日です。
| 設置場所・タイプ | 費用レンジ | 内訳の目安 |
|---|---|---|
| 窓用(掃き出し窓1枚・新設) | 20万〜35万円 | 本体15万〜25万円+標準工事費3万〜5万円+電気配線工事費2万〜5万円 |
| ガレージ用(1台用・新設) | 25万〜60万円 | 開口幅・電源の引き込み距離により変動。1台用電動タイプは40万〜50万円が目安 |
| 手動シャッターの電動化(窓用) | 8万〜15万円 | 既存シャッター本体を残し、駆動部とリモコンのみ追加 |
| 手動シャッターの電動化(ガレージ用) | 15万〜30万円 | シャッターが重い分、強力なモーターが必要になり費用が上がる |
電動シャッターの後付けには、大きく二つのパターンがあります。「窓やガレージに新しく設置する」のか、「今ある手動シャッターを電動化するだけ」なのか。このどちらに当たるかで、工事の中身も費用のレンジもまったく変わります。
まず、自分がどのパターンに当たるかを確認してください。
あなたのケースはどのパターンか、30秒で確認
- 寝室や和室の窓に、防犯・台風対策で電動シャッターを新しく付けたい → 窓用パターン(この先の章)を読んでください
- 車庫の出入口に電動シャッターを付けたい → ガレージ用パターンを読んでください
- 今ある手動シャッターのハンドルを電動に変えたいだけ → 電動化パターンを読んでください(費用構造が別です)
- とにかく安く、配線だけ追加して済ませたい → この記事の後半で案内する一括見積もりサービスは対象外になりやすいです。目安は15万円以下の価格帯です
窓用電動シャッターの後付け費用と内訳
どんな工事か
窓用の電動シャッターを新しく後付けする場合、シャッター本体の取り付けが必要です。あわせて、電動駆動部へ電源を引き込む電気配線工事も必要になります。既存の雨戸を「残す」か「撤去」するかで、工事の範囲が変わります。
費用の出方
掃き出し窓1枚を基準にすると、工事費込みで20万〜35万円が目安です(内訳は上の表のとおりです)。窓の数が増える場合、配線をまとめられる分、1枚あたりの単価は単純倍増にはならず下がる傾向があります。
【設計実務の視点】雨戸を残すか撤去するかで、下地・枠の造り替えが変わる
既存の雨戸をそのまま使って電動シャッターを追加する場合と、雨戸を撤去して電動シャッターに置き換える場合があります。この二つでは、下地や枠まわりの工事量が異なります。雨戸を撤去するケースでは、枠の造り替えが必要になることがあり、見積もりの金額差として出やすい部分です。見積もりを依頼する際は、「雨戸は残すのか撤去するのか」を先に業者へ伝えてください。
ガレージ用電動シャッターの後付け費用と内訳
どんな工事か
ガレージの出入口に電動シャッターを新設する工事です。巻き上げ式かオーバースライダー式かでも費用の出方が変わります。
費用の出方
1台用の電動タイプで25万〜60万円(目安40万〜50万円前後)が相場です。幅がある理由は、開口幅・既存ガレージの構造・電源の引き込み距離という現地条件によって工事量が変わるためです。2階への設置や、分電盤から電源を遠く引き込む必要がある場合は、追加の電気工事費が発生します。
【設計実務の視点】既存シャッターの有無で工事量が変わる
手動シャッターが既にあって電動タイプに入れ替える場合と、シャッター自体が無い開口に新設する場合があります。この二つでは、必要な工事量が異なります。既存シャッターがある場合は撤去費が加わります。ただし、開口の造りがすでに完成している分、新設よりスムーズに進むことが多い工事です。
手動シャッターを電動に変える「電動化」は費用構造が別
電動化キットとはどんなものか
電動化は、シャッター本体を取り外さずに残し、駆動部とリモコンだけを後付けするキットを使う方法です。本体ごと交換する場合に比べて、工事範囲が小さく収まります。
費用の出方
窓用の電動化は8万〜15万円前後が目安です。ガレージ用は、シャッターが重く強力なモーターが必要になるため15万〜30万円前後が目安です。
【設計実務の視点】電動化キットが使えないケースがある
電動化キットは、既存シャッターのレール規格やサイズに対応していることが前提です。シャッターの劣化が進んでいる場合や、メーカーが古く部材が生産終了になっている場合があります。これらに当てはまると、キットが取り付けられないことがあります。見積もりの前に、業者へ「今のシャッターで電動化キットが使えるか」を確認してください。
後付け前に確認すべき3つの条件
1. 電源の引き込み距離と分電盤の空き回路
電動シャッターは電気で動くため、電源の確保が前提です。分電盤から設置場所までの距離が遠い場合や、空き回路が無い場合は、追加の電気工事費が発生します。見積もりの際に、電源の引き込みルートを確認してください。
2. 停電時の手動切替機能の有無
停電時に手動でシャッターを開閉できるかどうかは、防犯・避難の両面で重要な確認点です。多くの電動シャッター製品には、手動切替用のチェーンやハンドルが用意されています。ただし機種によって、備わっているかどうかや操作のしやすさが異なります。見落とされやすい論点のため、契約前に「停電時はどう開閉するか」を必ず確認してください。
3. マンション・賃貸での制約
電動シャッターの取り付けは、外壁や開口部に関わる工事になります。マンションの場合、外壁・開口部は多くの場合「共用部」に分類され、管理規約上、個人が自由に工事できない対象です。交換・新設を検討する場合は、まず管理組合に確認してください。賃貸の場合も、オーナーの許可が必要です。
見積もりの頼み先は、工事規模(予算帯)で分ける
工事の規模によって、使える見積もりサービスが変わります。自分の予算帯を確認してから、頼み先を選んでください。
配線追加だけの軽微な工事・自分で取り付ける電動化キットを検討している方
窓用の電動化(8万〜15万円)など、本見積もりの金額が15万円以下になりそうな軽微な工事があります。この価格帯は、一括見積もりサービスの対象外になりやすいです。シャッターメーカーの窓口や、取付店への直接相談のほうが向いています。
窓用・ガレージ用ともに本体ごとの後付け(20万円以上)を検討している方
窓用の新設(20万〜35万円)、ガレージ用の新設(25万〜60万円)のように、本体ごとの後付けを検討している場合があります。この場合は、複数社に見積もりを依頼して、金額と内容を比べることをおすすめします。
配線だけの追加や、本見積もりの金額が15万円以下になりそうな軽微な工事は対象外です。窓1枚・ガレージ1台分の本体ごとの後付けを検討している方向けのサービスです。対応エリア外からは申し込めません。お住まいの地域が対象かどうかを公式サイトで確認してください。お申し込みはWEBから行ってください。電話でのお問い合わせは対象外になります。
リフォーム比較プロは、全国500社以上のリフォーム会社が登録している一括見積もりサービスです。申し込み後に、本人確認のための電話連絡があります。電話に出られる番号でお申し込みください。情報収集だけが目的で、実際に工事を進める意思がまだ無い場合は、申込を少し先に延ばすことをおすすめします。
よくある質問
電動シャッターの後付けに補助金は使えますか?
防犯性能や断熱性能の向上を目的とした改修で、国や自治体の補助金・助成制度と組み合わせられる場合があります。対象になるかどうかは、製品の性能値や制度の内容で変わります。見積もりを取る段階で、「この仕様は補助金の対象になりますか」と業者に確認してください。制度は年度によって変わるため、最新情報はお住まいの自治体や国の制度の公式サイトで確認するのが確実です。
停電したら電動シャッターは開けられませんか?
多くの電動シャッター製品には、停電時に手動で開閉できる切替機能が用意されています。ただし機種によって、備わっているかどうかが異なります。契約前に必ず確認してください(上の「後付け前に確認すべき3つの条件」を参照)。
マンションのベランダ側の窓に電動シャッターを後付けできますか?
マンションの外壁・開口部は多くの場合「共用部」として管理規約の対象になっています。個人が業者に直接依頼して取り付けることは、基本的にできません。希望する場合は、まず管理組合に相談してください。
電動シャッターの後付け工事にかかる期間はどれくらいですか?
窓用の電動化キットなど、本体を残す軽微な工事は半日〜1日で終わることが多い工事です。本体ごとの新設や、ガレージ用の工事は、電気配線の範囲によって1日〜数日かかる場合があります。正確な工期は、現地調査のうえで業者に確認してください。
まとめ
- 窓用の新設: 20万〜35万円(本体15万〜25万円+標準工事費3万〜5万円+電気配線工事費2万〜5万円)
- ガレージ用の新設: 25万〜60万円(1台用電動タイプは40万〜50万円が目安)
- 既存シャッターの電動化: 窓用8万〜15万円・ガレージ用15万〜30万円(本体ごとの交換より費用構造が別)
- 後付け前に確認すべき3点:
- 電源の引き込み距離と空き回路
- 停電時の手動切替機能の有無
- マンション・賃貸での管理規約上の制約
- 見積もりの頼み先:
- 15万円以下になりそうな軽微な工事・自分で取り付ける電動化キットはメーカー窓口や取付店へ
- 20万円以上の本体ごとの後付けは、複数社の一括見積もりサービスが使える
出典
- リフォトル「窓シャッター後付け費用はいくら?手動・電動の相場と失敗しない選び方」(https://forest.toppan.com/refotoru/column/material/window/article_2025_12_31_tp61/)/ 2026年10月26日確認
- リハウスナビ「ガレージシャッターを後付けする費用相場|シャッターの種類やメリットは?」(https://rehome-navi.com/articles/3290)/ 2026年10月26日確認
- shutters.space「手動シャッターを電動化したい!後付け方法・費用・DIYと業者の違いを徹底解説」(https://shutters.space/blogs/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E9%9B%BB%E5%8B%95%E5%8C%96%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84%EF%BC%81%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%AF%EF%BC%9F%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E3%81%A7%E3%81%8D/)/ 2026年10月26日確認
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※本記事は、建築設計の実務に携わる運営者が、公開情報と工事の仕組みをもとに整理した解説記事です。費用は物件・業者・グレードにより変動します。最終的な判断は、現地調査・専門家への相談を経て行ってください。