【2026年版】両国国技館の大相撲観戦ガイド|初場所・夏場所・秋場所のチケット・座席・アクセスを一記事で イメージ

【2026年版】両国国技館の大相撲観戦ガイド|初場所・夏場所・秋場所のチケット・座席・アクセスを一記事で


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【最終更新: 2026-08-15】開催日程・チケット価格・館内の運用は変更されることがあります。申込前に必ず日本相撲協会の公式サイトで最新情報をご確認ください。


はじめに:年3場所を1本にまとめた理由

大相撲の本場所は年6回。そのうち1月・5月・9月の3場所が、東京の両国国技館で行われます。残る3場所は3月が大阪、7月が名古屋、11月が福岡です。

つまり両国国技館に行くチャンスは年に3回です。ところが場所ごとに分かれた記事を読んでも、会場の話が毎回繰り返されるだけで、肝心の「どの場所が自分に合っているか」が分かりません。

そこで本記事では、3場所をまとめて扱います。会場の情報は1回で済ませ、代わりに場所ごとの違い——時期・気候・混み方・取りやすさ——を比べられる形にしました。

結論から3点お伝えします。

  • 会場は同じでも、狙い目の場所は人によって違う。混雑を避けたいなら夏場所(5月)、正月気分ごと楽しみたいなら初場所(1月)が向きます
  • チケットは一発当選を狙わない。先行抽選・一般販売・当日券の三段構えが現実解です
  • 初めてなら椅子席。マス席は独特の座り方に慣れが要るため、まず椅子席で全体を体験するのが失敗しにくい選び方です

遠方から来る方は、会場まで歩ける両国か、1駅隣の錦糸町に泊まると取組後の移動が楽です。


1. 両国国技館の基本情報

1-1. 所在地と施設の位置づけ

両国国技館は東京都墨田区横網にあり、日本相撲協会が所有・運営する大相撲の本拠地です。年3回の本場所のほか、大相撲以外の興行やイベントにも使われます。

JR両国駅のすぐ隣という立地で、駅を出れば建物が見える距離にあります。遠方から出てくる方にとっても迷いにくい会場です。

住所・電話番号・施設の運用は変更される場合があります。来場前に日本相撲協会の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

1-2. 収容人数と館内の構造

収容人数はおよそ1万人規模です。土俵を中心に、

  • 土俵に最も近い「溜(たまり)席」(砂かぶり席とも呼ばれます)
  • その外側を囲む**「マス席」**(座布団に座る和式の区画)
  • さらに外側・上層の**「椅子席」**

という三層構造です。名古屋・大阪・福岡の会場ともおおむね共通ですが、両国は大相撲専用に造られた会場です。どの席からも土俵が見やすいのが特徴とされています。

1-3. 併設施設(相撲博物館)

館内には相撲博物館が併設されています。歴代横綱の錦絵や化粧廻しなどが展示されており、相撲の歴史に触れられます。

⚠️ 本場所の開催期間中は、観戦チケットを持つ方のみ入場可となるのが通例です。逆に本場所以外の期間は無料で入れる日があります。開館日・入場条件は時期によって変わるため、博物館目当てで行く場合は必ず事前に公式で確認してください。


2. 年3場所の違い|自分に合う場所の選び方

この章が本記事の中心です。 会場が同じである以上、あなたが決めるべきなのは「どの場所に行くか」だからです。

2-1. 3場所の比較

初場所夏場所秋場所
開催月1月5月9月
気候寒い。防寒が要る過ごしやすい残暑が残ることが多い
位置づけその年の最初の場所。正月の空気が残る春場所(大阪)の次名古屋場所の次。秋の番付編成に向かう
混み方の傾向3場所で最も人気が集まりやすい比較的落ち着きやすい中程度
向いている人年始の行事として楽しみたい / 初日や中日の華やかさを味わいたい初めての観戦 / 混雑を避けたい / 遠征のコストを抑えたい夏休み明けに予定を組みたい

※ 混み方は取組の内容(優勝争い・注目力士の出場状況・横綱昇進の可否など)に大きく左右されます。上表は時期による一般的な傾向であり、その場所の実際の売れ行きを保証するものではありません。

2-2. 初めてなら夏場所(5月)が無難な理由

3場所のうち、初めての方に最も勧めやすいのは夏場所です。理由は気候です。

大相撲の観戦は、入場から取組終了まで数時間に及びます。マス席なら座布団の上で長時間過ごすことになり、1月は底冷え、9月は残暑が体力を削ります。5月はそのどちらでもありません。

「まず一度、通しで体験してみたい」という方は、5月から入るのが失敗しにくい選択です。

2-3. 初場所(1月)ならではの楽しみ

一方で、初場所には初場所にしかない空気があります。年の初めなので館内が華やぎます。初詣の延長で足を運ぶ方もいます。

寒さ対策さえ準備すれば、「年始の行事」として組み込みやすいのが初場所の強みです。

2-4. 秋場所(9月)の位置づけ

秋場所は、名古屋場所(7月)を挟んだ後の東京場所です。夏の疲れが力士の成績に出やすい時期とも言われ、番付の動きという観点では見どころがあります。

2026年の秋場所は9月13日〜27日です。日程・全席種料金・一般発売後にチケットを取る方法は、2026年秋場所の観戦ガイドにまとめてあります。

残暑が残る年が多いため、当日の気温を見て服装を決められるよう、直前まで調整できる予定にしておくと安心です。


3. チケット|種別と取り方

3-1. 席の種類(共通)

席種特徴向いている人
溜席(砂かぶり)土俵の真横。力士の息づかいが伝わる最前列相撲を見慣れた方
マス席4人前後で1区画を使う和式の座席。座布団に座る家族・グループ
椅子席上層階の一般的な座席。背もたれがある初めての方・一人観戦
自由席当日券。最上層の指定なし席当日思い立った方

価格帯・区分の名称・販売の有無は場所ごと、また年度ごとに変わります。本記事では具体的な金額を記載しません。必ず公式および正規販売サイトで最新の価格をご確認ください。

3-2. 溜席の注意点

溜席は最も土俵に近い席ですが、飲食・撮影が制限されるなど独自のルールがあります。また、力士が土俵下に落ちてくる可能性が実際にあるため、万一に備えられる方向けの席です。

初めての観戦でここを選ぶ方は多くありません。まずは全体が見える席から入るのが順当です。

3-3. マス席は「座り方」に慣れが要る

マス席は大相撲らしさを最も味わえる席ですが、靴を脱いで座布団に座る形式です。長時間の正座やあぐらが苦手な方には負担になります。

  • 背もたれがない
  • 隣との仕切りが低く、区画が広くはない
  • 立ち座りの際に周囲への配慮が要る

家族連れやグループには向く一方、「体が楽なこと」を優先するなら椅子席です。

3-4. 取り方の現実解は「三段構え」

人気の場所・人気の日程は、一度の申込では取れないことがあります。次の三段構えで動くのが現実的です。

  1. 先行抽選に申し込む(最も確実性が高い段階)
  2. 一般販売の開始時刻に合わせて待機する(発売直後が勝負)
  3. 当日券・自由席を狙う(早朝から並ぶ必要がある場合が多い)

平日、そして序盤の日程(初日から数日)は、千秋楽や土日に比べると比較的取りやすい傾向があります。日程に融通が利く方は、ここを狙うと入りやすくなります。

3-5. 転売品には手を出さない

定価を超える転売チケットの購入は避けてください。 入場を断られる可能性があるほか、そもそも法令および主催者の規約で禁止されている取引です。

取れなかった場合は、次の場所を待つか、当日券に賭ける方が安全です。


4. アクセス

4-1. 電車が最も確実

  • JR総武線 両国駅:駅を出てすぐ。最も分かりやすい経路です
  • 都営大江戸線 両国駅:徒歩数分(出口によって距離が変わるため、駅構内の案内表示に従ってください)

初めての方は、JR両国駅からのルートを選んでおけばまず迷いません。

4-2. 車で行く場合

会場周辺は本場所の期間中、大変混雑します。専用駐車場の利用可否・台数は限られます。公共交通機関で行ってください。

どうしても車が必要な場合は、周辺のコインパーキングを事前に調べ、開場よりかなり早い時間に到着する計画にしてください。取組終了後は一斉に人が動くため、帰りも時間がかかります。

4-3. 空港からの動線

  • 羽田空港から:都営浅草線などを乗り継いで向かうルートが一般的です
  • 成田空港から:都心まで出てから総武線に乗り換えます。所要時間に余裕を見てください

遠征の場合、到着日と観戦日を分けると安心です。飛行機の遅れがそのまま観戦に響くのを避けられます。


5. 当日の流れ

5-1. 早く入るほど「安く長く」楽しめる

大相撲は、朝から夕方まで一日かけて進みます。番付の下の階級から順に取組が行われ、夕方に向かって幕内力士が登場します。

  • 朝から入る:序ノ口・序二段など、若い力士の取組から観られます。館内は空いていて、席の移動もしやすい時間帯です
  • 昼過ぎから入る:十両の取組あたりから。ほどよく雰囲気が出てきます
  • 夕方から入る:幕内土俵入り・横綱土俵入りに間に合わせる入り方。最も混みます

「幕内だけ観られれば十分」という方は夕方入場でも構いませんが、同じチケット代である以上、早めに入った方が体験としては濃くなります。

5-2. 一日の締めくくり

結びの一番の後、弓取り式で一日が締めくくられます。ここまで観ずに帰る方も多いのですが、最後まで残ると人の流れが少しずれるため、帰りが楽になるという実利もあります。

5-3. 千秋楽は別格

最終日(千秋楽)は表彰式が行われ、優勝争いがもつれた場合は優勝決定戦が組まれます。当然ながら最も取りにくい日でもあります。


6. 館内の飲食とお土産

6-1. 焼き鳥は国技館の名物

国技館の焼き鳥は、観戦のお供として広く知られています。館内で販売されており、観戦しながら食べる方が多くいます。

6-2. 飲食の持ち込み

飲食物の持ち込み可否・アルコールの扱いは、その時期の運用によって変わることがあります。持ち込みを前提に準備する場合は、事前に公式の案内を確認してください。

6-3. お土産

力士の名前が入ったグッズ、相撲関連の書籍、菓子類などが販売されています。その場所でしか買えないものもあるため、帰りがけではなく早い時間に見ておくと品切れを避けられます。


7. 持ち物・服装・マナー

7-1. 持ち物

  • チケット(スマートフォンでの表示の場合は充電に注意)
  • 現金(館内の一部で必要になる場合があります)
  • 薄手の羽織るもの(空調で体が冷えることがあります)
  • マス席の場合:座椅子代わりのクッション、靴を入れる袋
  • 双眼鏡(椅子席は外側・上層にあり、土俵から離れます)

双眼鏡の一例として、ビクセンの「アリーナH+ 8×21WP」を挙げます。倍率8倍・重さ195gです(メーカー公表値)。

ビクセン

アリーナH+ 8×21WP(双眼鏡)

アリーナH+ 8×21WP(双眼鏡)

📷 画像出典:楽天市場(カメラのキタムラ)

¥8,580

倍率8倍・重さ195g・たたんだ大きさ6.6×9.2×4.6cm(メーカー公表値)。メーカーはライブ・コンサート向けとして案内しています。本体色は5種類あり、リンク先ごとに色が違うことがあります。Amazonのリンク先はステッカー付きのセット品です。

7-2. 服装

特別な決まりはありません。長時間座ることを前提に、締めつけの少ない服装が快適です。マス席では靴を脱ぐため、脱ぎ履きしやすい靴だと動きやすくなります。

浴衣で観戦する方もいます。季節が合えば、雰囲気を楽しむ選択肢のひとつです。

7-3. マナー

  • 取組中の大声での私語は控える。仕切りから立合いまでの静けさも相撲の一部です
  • 座布団を投げない。危険であり、禁止されています
  • 撮影のルールに従う。席種によって制限が異なります
  • 通路での立ち止まりを避ける

8. 遠征する方の宿泊エリア

地方から出てくる場合、どこに泊まるかで当日の体力が変わります。

8-1. エリア別の考え方

エリア特徴
両国会場まで徒歩圏。移動が最も楽。宿の数は多くないため早めの確保が要ります
錦糸町両国から1駅。飲食店が多く、宿の選択肢も広い
浅草・上野観光と組み合わせやすい。総武線・地下鉄で移動
東京駅周辺新幹線利用者向け。会場までは乗り換えが少なく分かりやすい

初めての遠征なら両国か錦糸町が無難です。取組終了後、疲れた状態で長距離を移動せずに済みます。

8-2. 予約のタイミング

本場所の期間は、周辺の宿が埋まりやすくなります。特に土日・千秋楽は競合します。

チケットが取れてから宿を探すと、選択肢が減っていることがあります。キャンセル無料の条件で先に押さえ、チケットが外れたら解約するのが現実的です。


9. よくある質問

Q1. 初めてです。どの席を選べばいいですか?

椅子席をお勧めします。背もたれがあり、長時間でも体が楽です。全体が見渡せるため、取組の流れも掴みやすくなります。

Q2. 子どもと一緒でも大丈夫ですか?

観戦している家族連れは実際にいます。ただし一日が長いため、途中で飽きる可能性を見込んでおいてください。夕方から入場して幕内だけ観るという組み方なら、負担が小さくなります。

Q3. 一人で行っても浮きませんか?

一人で観戦している方は珍しくありません。椅子席なら周囲を気にせず観られます。

Q4. 途中で退場して、また入れますか?

再入場の可否は運用によって異なります。当日、係の方に確認してください。

Q5. 雨の日はどうなりますか?

屋内競技のため、天候に関わらず開催されます。ただし駅から会場までの移動があるため、雨具はあった方が快適です。

Q6. どの場所が一番取りやすいですか?

一般的な傾向としては、夏場所(5月)の平日・序盤が比較的取りやすいとされます。ただし優勝争いや注目力士の状況によって変わるため、確実な保証はありません。

Q7. 当日券は何時から並べばいいですか?

自由席の当日券は、発売開始よりかなり前から列ができることがあります。人気の日程では早朝からの待機が必要になる場合もあるため、前日までに公式の案内で発売方法を確認してください。


10. まとめ|準備の順序

両国国技館での観戦は、次の順で決めていけば迷いません。

  1. どの場所に行くか決める(初めてなら夏場所5月、年始の行事にするなら初場所1月)
  2. 平日か土日か決める(取りやすさが変わります)
  3. 席種を決める(初めてなら椅子席、家族・グループならマス席)
  4. チケットを申し込む(先行抽選 → 一般販売 → 当日券の三段構え)
  5. 遠征なら宿を押さえる(両国か錦糸町。キャンセル無料の条件で先に確保)
  6. 当日は早めに入る(同じ料金なら、朝から観た方が濃い)

会場は年3回、同じ場所で開かれます。一度行き方を覚えてしまえば、次からはチケットの心配だけで済みます。


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